市場概要 |
@ 開設者 鳥羽磯部漁業協同組合 A 設 立 平成16年12月 B 所在地 〒517-0002 三重県鳥羽市答志町字亜須浜1354-11地先 (三重県鳥羽市鳥羽佐田浜港から定期船で約25分の答志島答志港から徒歩数分) |
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市場施設 |
@ 構 造 鉄骨造平屋建 A 面 積 延床面積 1,020u B そ の 他 三面閉鎖型。海に面した一面を除き閉鎖できる構造になっており、事務所、仲買人控え室、トイレは、床面がセリ売り場より高くなっている。仲買人は、専用の出入り口から施設に出入りしている。 |
営業状況 |
@ 開市時刻 開市時刻 06:00 セリ時刻 11:30(鮮魚専門) 12:30(鮮魚+活魚) A 登録買受人 36名 B 取扱量 535トン(令和元年度) |
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認定取得による市場関係者の意識の変化について |
○ 漁業者や仲買業者が喫煙や飲食をしながらセリに参加していたが、認定後はなくなった。
○ 衛生管理の対応をしていない市場に比べ、答志の魚は安心であると言う声を聞く。
○ 県外の修学旅行生(小・中学校)の間で評判が良く、参加校が増えている。
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認定取得による、経済効果について |
○ 優良衛生品質管理市場認定を取得して4 年を過ぎたが、認定の効果として、全体的に浜値が5%以上の高値をつけていると考えられる。
○ 仲買業者の理解と信頼の向上によるところもあり、仲買業者が商談で「認定市場の魚」をアピールしている。
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認定取得による漁業者の評価 |
○ 荷捌きスペースが広く整備され、作業が短時間でスムーズに行えるようになった。
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認定取得による仲買業者の評価 |
○ 当初、喫煙禁止や帽子着用が面倒と言う声もあったが、販売先に衛生管理をアピールできることは、プラスと捉えている。
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認定取得による行政関係者の評価 |
○ 島外の水産行政関係者は答志島に立派な市場施設があることを驚いていた。
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答志集約地方卸売市場外観 |
陸揚岸壁の車止めと足洗い場 |
活魚水槽 |
清掃後の荷捌き施設 |
市場利用者に対する厳守事項の掲示 |
施氷施設 |
施設内専用電動フォークリフト |
プラスチック製の選別台 |
高温高圧洗浄機 |
荷捌き施設入口 |
主な漁法 バッチ網、船曳網、一本釣り、刺し網、流し網、たこつぼ、底引き網
主な水産物 春(タイ、キス) 夏(タコ、スズキ) 秋(サワラ、イセエビ) 冬(キス、フグ)
小規模型荷捌き施設ですが、活魚の取り扱いが多く、鮮魚の評価も高いので、地域で注目されている市場です。
「歴史を秘めたロマンの島」として、縄文、弥生、古墳、奈良時代等の遺跡が多く、観光でも注目されています。
http://osakanaikiiki.com/
答志島は、鳥羽港の北東約2.5kmに位置する鳥羽市最大の島です。
交通体系については、市営定期船が佐田浜港から答志、和具行きと桃取行きの2区間に分かれてそれぞれ1日8〜10便運航しています。
なんといっても漁業が盛んで、島の宿泊施設や飲食店では、新鮮な島の魚介類を味わうことが出来ます。
http://osakanaikiiki.com/toushi/shoukai.htm