一般社団法人海洋水産システム協会では、HACCP認定加速化支援センター(代表機関:一般社団法人大日本水産会)の構成機関として、農林水産省補助事業「令和2年度農林水産物・食品輸出促進対策事業のうち輸出環境整備推進事業(水産物のHACCP認定加速化支援事業)」に係る産地関係者(生産者、荷受業者、仲買業者等)を対象とした品質・衛生管理を実施し、水産物産地の品質・衛生管理を推進しています。
国産水産物を、消費者や販売実需者ニーズに対応した商品として供給するためには、水産物のフードチェーンを考慮した、品質・衛生管理の向上に努めることが重要です。
水産物市場の国際化や、国産水産物に対する、消費者の安全・安心のニーズは、近年高まりを見せています。このような中、我が国の水産業界にとって、品質・衛生管理の徹底は、水産業の競争力強化に寄与する重大な取り組みと考えられます。
産地関係者を対象とした品質・衛生管理指導事業では、生産段階関係者、市場関係者、流通関係者等に対して、品質・衛生管理に係る講習会の開催や現地指導を行います。